手帳の乱れは心の乱れ

福田先生1

先生私立

福田 知美 先生
九州産業大学付属九州高等学校 
1学年 特進クラス担任 

本校には「卓然自立」という建学の精神があり、その具現の一手として生徒に良い習慣を身につけさせるために「フォーサイト」手帳を導入いたしました。

本校の特進コースは8時限授業に加えて朝夕の課外学習があり、かなり授業数が多くなっています。さらに課題の量も多く、1年生にとっては時間管理が難しい問題となっていますので、正しい時間の使い方を身につけ、生活リズムの見直しを行う必要があります。

生活リズムの見直しのために、「フォーサイト」手帳を活用し、朝課外前の5分間で前日の振り返りを書かせる指導をしています。

福田先生2「フォーサイト」手帳は毎日回収し、教員がチェックをしていますが、特にチェックするのは「家庭学習の開始時間」が固定されているかどうかです。いつ始めるか分からないものに対してリズムをつけようとしても難しいため、まずは家庭学習の開始時間を基準として生活リズムを整えるよう指導しています。

「フォーサイト」手帳を活用した生活リズムの見直し指導を通じて、教員側にも予想していなかったメリットがあることに気づきました。   それは、個人面談の時間を充分に取らないと得られない、生徒を把握するための貴重な情報が「フォーサイト」手帳の指導で得られるということです。  

たとえば、学習量が多くなり、精神的にきつくなると、「フォーサイト」手帳にコメントを書いてその状態を訴えかけてくる生徒もいるので、教員はそれを逃さずにキャッチするようにしています。コメントを書かない生徒でも、精神的に乱れてくると文字が乱れてくるので自ずと分かってきます。

また、特に「今週の自分の点数」欄は生徒の特性を知るために役立っています。教員から見ると全く計画を実行していない生徒でも「今週の自分の点数」が驚くほど高かったり、逆にとても頑張っているのに点数が低かったりすることから、生徒が自分自身に甘いのか、厳しいのかがはっきりと表れます。