「他者貢献」の積み重ねを

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先生私立

畑 雄策 先生  
九州産業大学付属九州高等学校 
特進クラス 主任 

本校では「卓然自立」という建学の精神をどのように実現していくのかというテーマがあります。そのテーマのための「フォーサイト」手帳の使い方について発表いたします。

少し大きな話になりますが日本は歴史上、物質的にはもっとも満たされた国だと言われているにも関わらず、もっとも心が満たされない国だとも言われています。

マズローの欲求5段階説によると、生存欲求や安全欲求など下位の欲求が満たされれば人間は自然と自己実現の欲求に向かうと言われています。しかし、日本人は生存や安全が保障されているのに、積極的に自己実現の欲求を満たそうとする人は多くありません。

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同様に、現場で生徒たちと接していても、何かに向かって一生懸命頑張ろうという生徒が少ないと感じています。こうした状態を変えるためにも「卓然自立」を目指して「フォーサイト」手帳を活用したいと思っています。

では「自立心」をどうやって育てるかという問題ですが、我々はこのように考えています。

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人間は「他者貢献」を積み重ねることで「自尊心」が育まれていきます。その「自尊心」が育まれることを通じ「自立」することができると考えます。

この考えに基づき、まずは「他者貢献」を積み重ねることに力を入れて指導しております。そのため現在はどのような「他者貢献」をしたかを「フォーサイト」手帳に書かせています。

具体例として先週行った調理実習の記録があります。この週は調理実習の中でどのようにクラスに貢献できたのかを「アドバイスorメモ」の欄に書かせました。このように他者貢献の記録を「フォーサイト」手帳に積み重ねています。

他者貢献手帳