「誰にでもできること」を継続させて、自信をつけさせたい。

週間2

先生私立

鷺谷 直樹 先生
栄北高等学校 2学年主任 2年 I類 ご担任 

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Q, どのような目的で「フォーサイト」手帳を活用していらっしゃいますか。

私は、生徒に継続性をもとにした自信を身につけさせるのと、生徒とのコミュニケーションの目的で活用しています。
生徒に自信をつけさせるためには、「成果」を出させるということが有効だとは思いますが、常に生徒がいい成果を出し続けるというのは難しいことです。
そこで、「フォーサイト」手帳の記入と提出のように「誰にでもできること」を「継続して」行わせることで、自信をつけさせたいと考えています。
また、「フォーサイト」手帳でのやりとりを通じて、生徒の様子を感じ取ったり、励ましの一言をかけてあげるために活用しています。よく先輩教員に「担任クラスの全員と毎日一言は話しなさい」と聞かされていました。「フォーサイト」手帳のコメント欄のやりとりをすることで、生徒とのコミュニケーションの糸口にもなります。普通なら話をしないと出てこない話題が、「フォーサイト」手帳に書いてあることで「短時間で内容のあるコミュニケーション」が可能になります。

Q, 提出を習慣化するために、どのような指導をなさいましたか。

まず、「フォーサイト」手帳の週間カレンダーの書き方指導では、一番必要な起床時間、就寝時間、学習時間だけは必ず書くように絞って指導しました。 さらに、提出頻度は毎日にしました。私も毎日コメントを書くようにしています。どうしても難しい時は生徒に正直に言うようにしています。
生徒に「フォーサイト」手帳を返却すると、真っ先にコメントを見てくれます。それだけ楽しみにしてくれているので頑張ろうと思っています。
また、1学期の後半からは、より提出を習慣化させるために、席の列ごとにチームを組んで提出させるようにしました。これはとても効果があったと感じています。

Q, 学年主任として、学年全体の指導に向けてどのようなことをしていらっしゃいますか。

当校では全校で「フォーサイト」手帳を活用しているので、クラスを横断して良い影響があると感じています。
例えば隣のクラスの先生が大変一生懸命指導しているのですが、それを見ていると私も自然と頑張ろうと思えますね。一生懸命指導している教員の影響が、学年全体、学校全体に広がっていると感じます。

私自身は、学年主任として教員らに「フォーサイト」手帳の活用についての振り返りを促すために、夏に行った生徒向けの「フォーサイト」手帳活用アンケートをクラスごとの結果にまとめて教員全員に回覧しました。さらに、教員全員に、①活用する目的 ②回収頻度 ③チェックの観点 を明文化してもらい、私自身が活用状況を把握するこということもしています。FCEエデュケーションにアンケート結果をクラスごとに分析していただいたので、教員も深く振り返りが出来たと思います。我々教員も、どうやったら効果的に活用できるかということを毎日試行錯誤していきたいと思っています。長い目で見て当校らしい使い方を開発していけたらよいですね。

Q, 今後、「フォーサイト」手帳を活用することでどんな効果をもたらしたいとお考えでしょうか。

まずは、「計画→実行→振り返り」のサイクルを身に付けることです。計画を立てて全てその通りにできるとは限りませんが、計画に向かって勉強をして、それを振り返って次につなげていくことが大切だと思います。3年間を通して生徒に計画、実行、振り返りのサイクルの大切さにどこかで気づいてもらえたら良いと思います。
字を書くことで漢字や表現力を身につけるトレーニングにもしたいですね。将来的には小論文対策になると思います。スマホなどが普及している昨今でも、字を書くということは原点だと感じています また、当校の生徒は、昔と比べると大変落ち着いている子が多いのですが、もっと発信力を付けてあげたいという想いがあり、論理的思考力、発信力の入口としても「フォーサイト」手帳を活用したいです。
この1冊は何気なく取り組んでいますが、3年間通じて活用していけば、とてつもない力がついていくと思います。

POINT
・活用の習慣化のために、記入する部分を絞って指導する工夫をしている
・活用の習慣化をクラス全体で促すため、チーム制を取り入れるなど提出方法にも工夫を凝らしている
・学年の先生方の間でも、生徒アンケート(クラス別)結果を回覧し、取り組みも共有している