自ら気づいて習慣化すれば、生徒は教師が思っている以上に変わる!

三浦学苑先生集合

先生私立

野櫻 慎二 先生
三浦学苑高等学校 進路指導部長 
田中 宏作 先生
学習進路指導部 補習講習係 主任
武冨 一樹 先生
学習進路指導部 指導力向上係 主任

三浦学苑校舎外観Q, 貴校の特進コースの特色を教えてください。

進学コースの生徒間の学力差が大きくなったことから、もっとそれぞれの生徒に適切な指導を行うために昨年度から特進コースを設置しました。
決して受験勉強一辺倒にはならないように、「遊学一致」、「国際人の育成」、「発信できる人間の育成」をスローガンとして掲げ、企業でのインターン活動や海外の大学院生による英語プログラムを行うイングリッシュキャンプなどを実施しています。

Q.「フォーサイト」手帳を導入した理由を教えてください。

生徒には自律的な学習者、つまり「セルフマネジメント」が出来るようになってもらいたいと常々考えています。
まず、そのために「タイムマネジメント」を行い、日々の行動を振り返ってもらうことでその力をつけていくのがよいだろうと考えていました。
そのためにビジネス手帳を活用してはどうだろうと考え、様々な市販の手帳を研究したり、学生向けビジネス手帳を手掛ける会社に提案をしてもらったりしましたが、なかなかピンとくるものに出会うことが出来ませんでした。
なぜならば、TO DO管理とスケジュール管理だけでは、生徒に本当の意味での変化は起こらないですし、そもそも教員や外部からの刺激では継続的な変化は見込めないからです。
実行したことの振り返りを行うことで、生徒が自ら気づき、自ら進化しなければ、本当の 意味での継続的な変化に繋がらないと考えるからです。
そのような時に「フォーサイト」手帳を紹介され、振り返りの欄を確認すると考えていたことに一致しており、すぐにこれだ!と思い特進コースでの導入を決定しました。
今では先行して利用開始した特進コースの生徒の変化を見て、特進コースのみならず進学コースにも「フォーサイト」手帳の活用が拡がっています。

Q.「フォーサイト」手帳を導入してから4か月が経ちますが、生徒のみなさんのご様子はいかがですか。

「フォーサイト手帳」と生徒たちの持っている潜在的な力に我々教員も改めて思い知りました。
「フォーサイト」手帳を導入する前は学校から管理プリントを配布してTO DOリストを作らせていたのですが、やることを書くだけなので、なかなか生徒自身で気づけなかったのです。これは生徒だけに言えることではないですが、自分からでないと人は変わらない。我々教員がどんなに良いことを言ったり外部のスペシャルな先生に来てもらったりしても、その時はやる気になっても、その時だけで習慣化しないのです。
自ら気づいて主体的に変わっていくことがない限り、一過性で変わったとしてもそれ以上にはならないのです。
「フォーサイト」手帳を使い始めて、まず、①時間の使い方を記録して振り返ることで生徒が自分自身で隙間時間を把握できるようになりました。次に、②その隙間時間で勉強してしまおうというように、教員から言わなくても自分たちで気付き変化していきました。その中で、③自分の目的や課題にあわせて、生徒それぞれが「フォーサイト」手帳に付加価値(工夫)をつけ加えるようになり、それが大きな変化に繋がっています。
「フォーサイト」手帳を今年の1月から使い始め、「ふりかえりのくりかえし」を継続しているクラスでは、クラス平均偏差値(英数国)が昨年の7月の進研模試では53.3から、今年の2月には61.1に上がりました。
模試会社の担当の方から聞いたところでは、地域のトップ校のクラス平均を上回ったそうで、生徒たちの自信に繋がっています。

Q. 先生方はどのような点をチェックしていますか。

週1回の確認をしています。使い方は生徒それぞれですが、共通しているのは「ほめ!ポイント」のコメントに対してフィードバックしてあげることですね。
また「今週の自分への点数」が低い生徒は自己肯定感を失っているということを把握することができますが、その実際の行動や活動と比較して低く評価している生徒には、できていることを褒め、「これができたのだから、自分に70点はあげようよ」などと声をかけています。生徒の気持ちやモチベーションの状態に気付くことができ、コミュニケーションがとれることが「フォーサイト」手帳の良いところですね。

Q. 今後、生徒のみなさんにはどのように「フォーサイト」手帳を使ってほしいですか。

生徒の大きな目標は大学合格ですが、「フォーサイト」手帳を継続して取り組んでいく中で、それよりももっと先、大学生になったとき、社会人になったとき、死ぬまで、自分の人生の最終ゴールを考えることが大事なのだということを知ってもらいたいです。そのためのツールとして使ってもらいたいですね!