自己実現のために使ってほしい

【重要視するのはやることリスト】

越阪部先生越阪部 晋先生

越阪部先生:私たちの目的は、フォーサイト手帳を使って成績を上げることや、提出物を出させることではないのです。あくまでも「自分の将来に繋がることを書いて、チェックして振り返る」ことがフォーサイト手帳の使い方だと考えています。そのために、フォーサイト手帳で最も重要視しているのは「やることリスト」の欄です。

 

やることリストには、日頃から将来を見通して過ごしてもらうための工夫として、宿題や小テストなどの目の前にある「やるべきこと」を書くのではなく、もっと先のことを考えてまだ学習していない教科や、評価には直接関わらないものを書くように声掛けをしています。

 

それが、勉強以外の自分の興味のあるもの(例えば料理だったり、車だったり)だと尚良いですね。

【やることリストを重視すると自然と勉強時間がのびる?!】

越阪部先生:やることリストに「今すぐには必要ないが、将来必要になってくるもの」を書かせることで、自分の将来像や好きなことを生徒自身が発見することを促しています。

 

自分の好きなことのための勉強は辛いと感じることもなく、無理やり勉強をやらされている感覚も勿論ないので、勉強時間も自然と伸びてくるのです。

 

フォーサイト手帳を、自己実現のために使ってほしいですね。

  

【日頃から自分の将来を思い浮かべられる生徒に】

 越阪部先生:そもそも、生徒の成績向上のために、勉強時間を強制するやり方には限界があると考えています。生徒自身がやりたいことや好きなことを発見し、将来なりたい姿に向かって、自ら勉強をするようになってほしいのです。

 

そこで、私の授業では3人1組となって授業を行っています。3人にはそれぞれに役割をもたせ、ディスカッションをしながら正解を導き出したり、自身の考えをまとめたりすることを日頃から行っています。その中でも、“発表者“という役割をもった生徒が、いつも立派に発表ができる子だったとしたら「アナウンサーってどんな仕事なんだろう?」と職業を考えるきっかけ作りにもなります。

 

自分のなりたい姿を思い描きながら日々を過ごしていくことで、進路を考える時に「数学が一番点数をとれるので理系にいきます」というのではなく、「自分にはやりたいことがあって、そのために数学が必要になってくるので理系にいきます」という生徒を増やしていきたいと思っています。

大宮開成中学・高等学校様

埼玉県

■学校プロフィール

昭和17年(1942年)創立の大宮開成中学・高等学校。「愛・知・和」の3つの精神を校訓に、東京大学・京都大学等の難関国立大学や、最難関私立大学合格者を多く輩出している進学校です。朝日新聞出版の週刊誌AERAにも掲載され、いま最も飛躍している高校の1つとして注目されています。
中高一貫部 中学主任
越阪部 晋先生
大宮開成