備前市立吉永中学校
備前市立吉永中学校

- 学校プロフィール 備前市立吉永中学校
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〇フォーサイトアプリ活用の目的やめざす生徒の姿
目的(年度当初に教員間で共有・確認したものです)
・家庭学習を自分で計画して取り組むことにより、自己調整能力を育むため
・学校から予定や時間割を配信することで、
生徒が見通しをもって計画できる、提出物や期限を自分で管理できるなど
生徒の自己管理能力を高めるため
・生徒がスケジューリングやプランニングする上で
必要な時間割や行事予定などの情報を配信するため
〇アプリ活用内容
【生徒に年度当初に示したもの】
・週の始めに「その週に達成したいこと」や「やること」を記入する。
朝の会で一日の流れを確認し、帰りの会の前に帰宅後の予定を立てる。
週の終わりに「今週できたこと」や「学んだこと」を振り返る。
(学習時間やメディアの時間を記入し、合計時間を計算する。)
・タブレットは毎日持ち帰り、振り返りの記入や予定の確認をするように指導している。
・タブレットか手帳を常に持ち運び、指示をメモするように指導している。
〇具体的な指導方法
朝の会の前にフォーサイトアプリを立ち上げ、当日の予定や行事を確認する。
朝の会でも当日の予定を伝える場面を設定している。
帰りの会の前にもアプリを立ち上げ、「やること」の欄に
放課後に学習する内容や課題を入力する。
できる生徒はさらに、「時計マーク」からその日の何時から何時まで
取り組むのかの計画も行う。
「振り返り」は顔マークだけでも良いので毎日送るように指導し、
教員は空き時間でスタンプやコメントを返すようにしている。
〇フォーサイトアプリ導入の効果・メリット
・生徒がスケジューリングをする際に必要な情報(時間割や行事予定)などを配信することで、
スケジューリングをするための時間を担保することができる。
・欠席者への連絡ややりとりがスムーズにできる。
・生徒の「今日の振り返り」が充実する。
教員用のスタンプもあり、やりとりを楽しんでいる生徒もいる。
・タブレットを事前に開いておく習慣がついた。
〇今後の展望
現状「予定を確認する」、「振り返りを記入する」は
少しずつではあるが定着しているように思えるが、
本校の目標の一つである「スケジューリング」に到達できている生徒は多くない。
スケジューリングをすることで時間を可視化できることや
見通しをもつことができることを生徒とともに確認し、
自己管理能力や自己調整能力の育成に取り組んでいきたい。
(あくまで本校の希望ではあるが、
中学校の取組を小学校に伝え連携のきっかけとしていきたい。)