島根県松江市立湖東中学校
島根県松江市立湖東中学校

- 学校プロフィール 島根県松江市立湖東中学校
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〇フォーサイトアプリ活用の目的やめざす生徒の姿
生徒と教師間のコミュニケーションを容易にする。
自ら進んで生活を設計する力を育てる生徒。
計画に従って実践しようとする意欲を高め、学習習慣等の定着を図る生徒。
毎日の実践を振り返り、自分を高める努力をする態度を養う生徒。
〇アプリ活用内容
本年度は取り組みの初年度なので、1学期はコミュニケーションツールとして、
また毎日の生活や振り返りの記録媒体として継続して使うよう取り組ませている。
教員は週時間割の入力と生徒のコメントに対する返信等の活用を進めている。
〇具体的な指導方法
翌週の時間割を週末に配信します。
生徒は、帰りの会で時間割を見ながら準備物など補充情報を入力します。
また、家庭での学びの計画や生活情報も入力し具体的なデザインをします。
家庭で、実践したことにチェックして学習と生活を確認します。
「振り返り」は、コメントや顔マークによります。
教員がスタンプやコメントにより返信します。場合によっては保護者記入もあります。
〇フォーサイトアプリ導入の効果・メリット
時間割連絡が一括でできるようになり、欠席生徒への連絡に係る負担が軽減されたと感じます。
毎日の振り返りに対してコメントする時間が取れない日にスタンプでの対応が可能なところは
安心材料です。またすべての教員が生徒の画面にアクセスできるよう設定してあるので、
情報を共有しやすく生徒理解に役立っています。
これまで学校独自の「生活ノート」を毎学期業者に依頼して製本していました。
原稿提出から校正まで担当はそのやり取りに時間を大きく割いていました。
このアプリを使うことで、その仕事が削減でき、「生活ノート」担当教員が不要になり、
負担感がなくなったことも導入してよかった点の一つです。
〇今後の展望
夏季休業などの長期休業中の生活と学習のデザインやテスト前の学習設計を
フォーサイトアプリで行う計画中です。
中学校では、部活動での大会参加の時に部活動に所属していない生徒が
学校で自学することになります。このように生徒数が非常に少ないときに、
学習の計画・準備を整えて学校生活を送らせる材料として考えています。