崇徳中学校・高等学校
生活習慣の定着。保護者との連携で緊張感を
学校プロフィール崇徳中学校・高等学校
- 広島県
- 手帳
総務部長 本橋浩先生
三年担任 久保敬寛先生
一年担任 岡村義巳先生
耳で得た情報を文字にする力もつけて欲しい
吉田校長先生:手帳には3つの効果を期待しています。「生活習慣の定着」大切なことをメモする習慣や先のことを考え準備する力を3年間を通じて身につけて欲しい。「情報を文字化」書かれたものを写すのではなく、耳からの情報を文字にする力を養って欲しい。「保護者との連携」生徒の家庭生活を含めた情報を教員と保護者が共有することで生徒の生活に「緊張感」を生み出せると考えています。保護者と協力して生徒を育む学校でありたいと願っています。
一年間の手帳指導で効果を実感
岡村先生:中学では以前、「生活の記録」や「学習の記録」などを使っていました。しかし、書かせること、提出させることが目的になってしまう傾向にあったため廃止しました。ところが、今度は忘れ物が多くなってしまい、対策として一年間類似の手帳を使ってみたところ改善したので継続しようと決めるとともに、メモ欄が狭かったのでフォーサイトに乗り換えました。中一は初めてですので、「今日のやること」に準備物や小テストの予定をしっかり書かせることから始めています。また、生活のリズムを整えるための「3点固定」を定着させるために起床予定時刻などを「マーカー」を示し意識するよう指導しています。中二は二年目なのでスムーズにスタートが切れています。書きやすくなったと好評です。
「7つの習慣®」の考えで作られていることを直感
久保先生:私は以前、「7つの習慣」の教員向けの研修会に参加したことがあります。岡村先生が中一と中二に導入することを決めたとき、中三は途中導入になるのでうまくいかないのではと躊躇する気持ちが実はありました。しかし、フォーサイトの実物を手にしてはっとしました。これは、「7つの習慣」を生徒たちに意識させ、身につけけされるために作られたものなのではと感じたのです。調べてみますとやはり研修を主催している会社が作った手帳でした。中三からの導入にはリスクがありますが、中三は「自立を促す」タイミングでもありますので、それだけの価値はあると思い、勇気をだして導入してもらいました。
今年度のテーマは、「自己肯定感」の醸成
今年度のテーマは「自己肯定感」です。毎日の振り返りや毎週の「ほめポイント」を意識して確認するようにしています。テンションの低い生徒には声掛けし個別に話をする指導も並行して実施しています。ト