栄北高等学校
自ら学ぶ力をつけるための手帳指導
学校プロフィール栄北高等学校
- 埼玉県
- 手帳
校長 山本末一先生
進路指導主任 尾畑明先生
1自ら学び・自ら磨き・自ら輝く
山本校長先生:「人は生きた資本、資産である」という意味の 「人間是宝」をスローガンに、生徒一人ひとりの持っている可能性を開発することに努めています。
特に今年度は、「自ら学び」「自ら磨き」「自ら輝く」をテーマに設定しました。
生徒が自ら学ぶ習慣をつけるため、フォーサイト手帳を活用して指導しています。
全教員が工夫しながら指導している姿は、生徒にとっても励みになっているようです。
多様なコースでの活用が可能な手帳
尾畑先生:高校受験のため塾に通い、急き立てられるように勉強していた生徒の中には、高校の学習ペースに驚き、「どうしたらいいかわからない」という生徒が多いと感じます。高校では生徒に「自分で勉強する」力を身につけさせることが大切だと考えています。以前は学校独自の冊子を使い、時間の使い方の指導をしていましたが、「計画」を立てることに重点を置くためにフォーサイト手帳を使用するようになりました。その結果、生徒自らが「計画」を立てることができるようになったことはもちろん、生徒・教員間のコミュニケーションもとりやすくなりました。各コースの目的にあった使用方法を考え、教員が指導をしています。そのため、指導しやすい、使いやすいと生徒にも教員にも評判です。
テスト勉強をやり切れる生徒が増えた
尾畑先生:私が担当する特類選抜コースでは、フォーサイト手帳の「今週のやること」欄の1行に1科目を設定し、学習する教材名ページ数まで具体的に計画を立てるという指導を行いました。やるべきことが明確になり、生徒たちは「テスト勉強がやりきれた」と手ごたえを持っていました。
もちろん、各教員が、クラスで身につけるべき力と手帳活用の目的を考えて生徒をサポートしています。
1学年のある教員は「提出する習慣」をつけるために生徒に提出率を競い合わせることで取り組み意欲を高めています。2学年のある教員はコミュニケーションのために手帳を毎日夕方回収してコメントし、朝返却しています。3学年のある教員は、受験勉強の計画を常に1週間分先まで立てさせ、計画の内容を指導しています。
手帳指導2年目はのテーマは生徒の変化
今年度のテーマは「生徒の変化」です。導入初年度であった昨年は活用方法も試行錯誤しましたが、今年度は、より生徒に変化をもたらす指導を開発することに注力します。フォーサイト手帳活用状況の生徒アンケート※の結果が、昨年より良くなるように、工夫して指導していきます。
※FCEエデュケーションが行うご活用サポートサービスの一つ。