秀光中学校・仙台育英学園高等学校

秀光中学校・仙台育英学園高等学校

学校プロフィール秀光中学校・仙台育英学園高等学校

  • 宮城県
  • 手帳
秀光中学校・仙台育英学園高等学校は、学校法人仙台育英学園仙台育英高等学校の併設型中高一貫校として2021年に開校。
東北で初の国際バカロレア(IB)のMYP・DPプログラム認定校です。

秀光中学校・仙台育英学園高等学校
教務部長 小保内 陽大
 

フォーサイト手帳導入の目的と効果

本校は、東北で初の国際バカロレア(IB) MYP・DPプログラム 認定校です。MYP・DPの学習カリキュラムでは、生徒に自己管理スキルや振り返りスキルといったATLスキル の獲得を目指しています。それらのスキルの獲得に効果的だと感じ、フォーサイト手帳の導入を決めました。

 

添付資料:秀光中学校グランドデザイン

 

各学年ごとの取組

フォーサイト手帳を活用することは今年度からの新たな試みでしたが、各学年、中学1年生から高校3年生までATLのスキルの度合いを高めているように感じます。
例えば、中学1年生だと「記録を取る」ということ自体が振り返りスキルの獲得につながります。また、手帳の活用を通じて見通しを立てたり、計画的な行動を取ったりするなど、スケジューリングの仕方を生徒自身が身につけられるようになってきました。
高校生になると、自己管理スキルを身に付けるために活用しています。課題や予定の管理だけでなく、その時に思ったことや、感じたことも一緒に書いていくことで、自分の心理状態と向き合うことができるようになります。

 

振り返りの視点とは?

振り返りの視点は、IBの学習者像に基づいた振り返りを行っています。
例えば「振り返りができる人」とか「考える人」という視点で「今日一日で学んだことを振り返ると、どういう学びがあったか?」と振り返ってみるとか、「こういうことを考えたよね」というような視点で書こうね。というように、声がけをしています。

 

テスト期間の使い方

本校は、テスト期間3週間前くらいからLHRを活用してテスト計画を立てさせています。
中学校では計画の目的から具体的な計画のやり方を、高校ではある程度テスト計画を自分で立てられるので、立てた計画が順調かを確認しています。また、アクティブラーニング形式で、グループを作って、自分の手帳の使い方を紹介したり、他の生徒の発表を聞いて、自分の手帳や時間の使い方を見直すきっかけとしています。

 

生徒の実践事例

永利 優奈さん(中1)

モチベーションを上げるきっかけになりました

私は、前回のテスト勉強をいつ何時間勉強していたか、そして結果はどうだったかを振り返り、今回のテスト勉強の時間を決めるようにしています。テスト勉強をしていると、モチベーションを維持することが大変だったりするので、どの瞬間モチベーション上がったのかも記録をしています。そしてそれを次のモチベーションを上げるきっかけにしています。ストテキストテキスト

  

 

菊田 あかりさん(中3)

時間を有効的に使うことができるようになりました

私は、フォーサイト手帳を活用してから、予定の管理がしやすくなりました。毎日の課題や課外活動の管理だけでなく、やったことを記録することで自分のむだな時間もわかるようになり、時間を有効的に使うことができるようになりました。
テスト期間は、フリースペースを活用して、先生から配られた考査の日程を貼り、やることを書いていきます。そして、やり終わったらマークして消し、やることを分かりやすくしています。

フォーサイト手帳の中で好きな部分は、振り返りのスペースです。
「自分がどんなことを考えていたかな」「どういう風に思ったかな」「1週間どういう風にすごしたかな」と振り返ることができるようになりました。

  

  

 

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